坂本龍馬の最強名言「世の人は…」
坂本龍馬
世の人は 我をなんとも 云わば云え 我が成すことは 我のみぞ知る
世の人は 我をなんとも 云わば云え 我が成すことは 我のみぞ知る
この名言に関する人材開発コンサルの解説
“元ニートの人材開発コンサル”です。この名言についても、人材開発の専門家として他の名言紹介サイトではされていない少しマニアックな解説をご紹介します。(「この管理人どんな人?」管理人のプロフィールに興味がある方はこちら!)坂本 龍馬(さかもと りょうま、天保6年11月15日(1836年1月3日) - 慶応3年11月15日(1867年12月10日)は、幕末の日本の政治家・実業家です。
坂本龍馬は、土佐藩脱藩後、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中・海援隊の結成、薩長連合の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど、志士として活動しました。
その坂本龍馬が17、18歳ごろに詠んだという歌がこの名言です。
この名言が伝えているメッセージは「自分軸を確立することの大切さ」です。
軸というのは、視点とも言い変えることが出来ますが、ここでは大切にしている人生観、仕事観などの価値観、考え方、スタンスです。
自分軸というのは、自分の大切にしている価値観、考え方、スタンスのことです。
しかし、人間は社会的な存在であり自分軸だけでは、生きていけません。
必ず他人軸、社会軸の影響で自分軸を調整したり、妥協したり、隠したりしてバランスを取りながら生きています。
しかし、坂本龍馬は幕末という激動の時代において、自分が成し遂げたいこと=志を立て、その志を果たすために、他人をどのように批判しようとも、あざ笑おうとも、自分軸を確立し、生きぬいてやると「決心」したのです。
人材開発の観点でいうと「リーダーシップの3段階」で理解すると、深まります。
リーダーシップには3つの段階があって1段階目が「リード・ザ・セルフ(自分をリードする段階)」、2段階目が「リード・ザ・アザーズ(他人をリードする段階)」、3段階目が「リード・ザ・ソサエティ(社会をリードする段階)」です。
他人や社会をリードするにはまず自分をリードすること、すなわち、自分軸の確立が起点なのですね。
このリーダーシップ理論が無かった時代に置いても、やはり「まずリーダーは、自分自身をリード出来ないといけない」というのが本質なのでしょう。
“元ニートの人材開発コンサル”です。この名言についても、人材開発の専門家として他の名言紹介サイトではされていない少しマニアックな解説をご紹介します。(「この管理人どんな人?」管理人のプロフィールに興味がある方はこちら!)
坂本龍馬の最強名言ランキング 第2位〜
世に生を得るは事を成すにあり
坂本龍馬は私が一番好きな歴史上の人物なので、沢山の名言を知っているのですが、私の人生を救ってくれたと言っても過言ではない名言がこの言葉です。私は20代の頃、大きな挫折をして、死にたいと思ったことが何度もあります。しかし、せっかくこの世に生を得たからには何かやってから、成し遂げてから死にたい。自分も事を成したい。その想いが心の支えとなって、死なずに生きて、今やりがいのある仕事に関われています。このサイトのように、かつての自分のように苦しんでいる人を少しでも元氣にできる言葉を紹介したい、その想いを叶えるWEBスキルも手に入れることが出来ました。もし、あなたが自分が生を得た意義や意味に関心があるなら、きっとこの名言が心が折れそうになったときの「支え」になってくれるはずです。人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
人生や仕事をする上で、「あ〜、この方法しかない!こうするしかない!」といった具合に「道が一つしかない」。「〜しかない」と追い込まれてしまった感覚になることってありますよね?誰しも経験することです。確かに、「こうするしかない!」「やるしかない!」と自身を追い込み、力を発揮してその修羅場を乗り越えることがあることは確かです。しかし、この名言はそういった修羅場を乗り越えるために自身を追い込む場面ではなく、「自身が視座が低くなったり、視野が狭くなってしまい、本当はもっとよい道・選択しがあるにも関わらず、それに気付かない場面」で活かせる言葉だと私は考えています。「もしかしたら、他にもよい方法・よい道があるのではないか?」まずはこの問いを立てること。その上で、今の自分がどのような視点で考えているか、どのような視座で考えているか、どの程度の視野で見えているか。視点、視座、視野の三つの高さ、広さで「他の道」を考えてみてください。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。
志とは、ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。と一般的には定義されています。坂本龍馬が生きた幕末という時代は、ペリー来航に始まる外敵からの脅威から日本を守らないといけない。そのためには弱体化した徳川幕府ではダメだ。天皇を中心とした政治に戻すべきだという尊王攘夷思想が流行っていました。その思想のもとで自ら志を立てて、場合によっては藩を捨て(脱藩)、場合によっては藩の中で変革し、自らの志を果たそうとした若者がいました。志士といいます。そういった志を一度立てたら、本当にその志を果たしたいなら、それは自分で腹をくくって決めたことなのだから、弱気を発せずに、たとえ目的を成就できなくてもその目的への道中で死ぬ(それほどの覚悟で)行動せよ。というメッセージです。この言葉を知り、私も自分自身の志を立てるために20代中盤頃苦しんでいました。そして、その結果、今は「このWEBサイトで情報を発信すること、そのサイトを閲覧している1人ひとりを元氣にする。その先にある日本の元氣に貢献する」という志を立てることができました。この名言からの学びをまとめると、志を立てることの大切さ(自分の人生や仕事によける最も大きな方向性)、その志を果たすための積極的精神的姿勢の確立の大切さ、そして行動へ落とすための覚悟の大切さの3つが坂本龍馬が言いたかったことなのだと思います。人間というものは、いかなる場合でも、好きな道、得手の道を捨ててはならない。
この名言のコアメッセージは「自身の強みを活かすことの大切さ」です。この世に完璧な人間は存在しません。どのような人間にも強みと弱みがあり、前提の違いによって、弱みは強みに、強みは弱みになります(強みや弱みは相対的なものです)。では、強みというものは何が起点でつくられるのでしょうか。それは「興味・関心」です。自分が好きなこと、得意なことは誰もが強い興味関心を持ちます。その興味関心から強みを作り出し、その強みを活かして、人生や仕事で訪れる壁を超えていくことが出来るように人間は出来ているのだと思います。ですので、どのような場合でも自分の好きな道、得ての道 そこから手に入れた自身の強みを捨てずに壁を乗り越えていこうではありませんか?