サミュエル・スマイルズの最強名言「天は自ら…」
サミュエル・スマイルズ
天は自ら助くる者を助く
英語:Heaven helps those who help themselves.
天は自ら助くる者を助く
英語:Heaven helps those who help themselves.
この名言に関する人材開発コンサルの解説
“元ニートの人材開発コンサル”です。この名言についても、人材開発の専門家として他の名言紹介サイトではされていない少しマニアックな解説をご紹介します。(「この管理人どんな人?」管理人のプロフィールに興味がある方はこちら!)この名言は、サミュエル・スマイルズが、1858年にジョン・マレー社から出版した「自助論」の序文にそえられた一文です。
数ある名言の中から、私はこの言葉を私自身の「座右の銘」として選んでおり、生きている過程でどうしても辛いことがあった時には思い出すようにしています。
そこでこの記事では「座右の銘」を選ぶことの大切さ、この名言の「言葉の力」の解説をしたいと思います。
1)座右の銘を選ぶことの大切さ
座右の銘とは、常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉を意味します。
私がこのサイトを立ち上げたのは10年以上前ですが、その頃 人生の袋小路にいました。
大きな挫折をして夢を失ってしまい、天職は何か?自分は何をしたいのか?と毎日悩んでいました。
そんな人生のどん底で、様々な自己啓発本を読みました。
ナポレオンヒルの「思考は現実化する」、サミュエルスマイルズの「自助論」など世界中で読まれているベストセラーもです。
そういった自己啓発本を沢山読んでいると、あることに気づきました。
ある言葉を読む、見ると、口にすると力が湧いてくるということです。
名言や格言が持つ「言葉の力」です。
そこで、当初WEBサイトを活用していた私は趣味の一環として「言葉の力」を持った名言や格言を集めて、自分なりのコメントを紹介するこのサイトを立ち上げました。
このサイトを構築する中で、様々な名言・格言と出会い その中から「一番自分に必要だ」と思える名言を選びました。
それが、このサミュエルスマイルのこの名言です。沢山の名言を知っているではなく、選びに選び抜いた「一番自分に必要だ」と思う言葉を記憶し、ことあるごとに思い出すと、力が湧いてきます。
一つ選んで、常にその言葉を意識することで、価値観にも影響してくれると私は考えています。
もし座右の銘を選んでいない方は、ぜひ数ある名言の中から「座右の銘」を選らぶことをおすすめします。
2)この名言のコアメッセージ
次にこの名言の「言葉の力」を自分なりに解説したいと思います。
天は自ら助くる者を助く
ここで言う「天」は、英語ではHeavenと表現することから、「造化の神。万物を支配する神」を意味すると考えられます。人生に置いて、「運」は間違いなくあります。
神様がいるかどうかは判りませんが、「幸運」が訪れることがあることも事実です。
では、幸運を呼び込み天が味方してくれる自分になるためにどうすればよいのか?
この言葉は「自ら助くる者」を「助く」と言っています。
つまり、自分で自分の人生を助けようと努力する人を助けるのだ と言っているのです。
これは3つのコアメッセージがあると私は考えています。
1つ目は「他責ではなく、自責で考えよ」
材開発領域ではよく他責(他人のせい)ではなく、自責(自分のせい)だと考えて、内省せよ、そうすればより成長する と言われます。
他人のせいにしては、自分のどの行動が悪かったのか、わからないため、改善しようがなく成長につながらないという意味です。
2つ目は「結局は自分で行動しないと何も変わらない」
「人は本人の意思のみで動く」という言葉があります。
今あなたがこのページを読んでいるのも、今の仕事をしているのも、すべて自分自身で選んだ様々な判断の結果です。
つまり、行動はあなた自身の意志でしか変わらないのです。
そして、思っていたり、悩んだり、考えていたり、していても手・口・足が動く行動を起こさないと何も変わりません。行動という誰の目にも見える、動きをすることで初めて、自分以外のものに影響し「何かが変わる可能性」が生まれます。
3つ目は「出来る限りの努力をすれば、運が味方してくれる可能性が高まる」
努力をして100%報われるとは限りません。しかし、成功を手にした人は必ず何らかの努力をしています。精一杯の努力をした先に、運が味方してくれて成功が近づくのだと思います。